AI時代にあえて、ブログを始めてみる
はじめに
このブログの最初に記事として、
まずは「なぜ今更ブログを書くのか」という話をしておきたい。
今は、わからないことがあれば検索エンジンよりも先にAIに聞く時代だ。
調査・要約・比較・結論までが一瞬で手に入る。
正直なところ、「技術ブログ」という形式自体が、役割を終えつつあるようにも見える。
それでも、私はブログを書こうと思った。
誰もググらない時代に、なぜブログを書くのか
理由はシンプルで、自分をアピールするためだ。
ZennやQiitaのような技術記事プラットフォームはすでに成熟していて、ノウハウ共有や問題解決という点では、非常に優れている。
一方で、そういった場所では無意識のうちに
- 技術的に正しいか
- 多くの人の役に立つか
- トレンドに沿っているか
といった評価軸が前提になる。
それは健全な文化だと思うし、私自身も恩恵を受けてきた。
ただ、それとは別に、
自分が何を考え、何を作り、
どこで悩み、どう判断してきたのか
を、評価や最適化を気にせず、そのまま残せる場所が欲しくなった。
そのブログは、
「バズる記事」や「正解を示す記事」を書くためのものではない。
ロボット開発者としての思考と経験を、一次情報として置いておく場所として始める。
何について書くのか
このブログでは、主に以下のテーマを扱っていく。
- ロボティクス
- 実機開発で起きた問題とその対処
- シミューションと現実の差分
- 制御、センサ、通信設計での意思決定
- AI
- ロボットにAIをどう組み込むか
- 現場で「使えるAI」と「使えないAI」
- 流行・最新を実装者目線で分解する話
- 開発現場におけるAI活用
- その他、興味を持った技術
- Web/インフラ/開発環境
- アーキテクチャや設計思想
- 「なぜそう作るのか」を言語化する試み
How-toやチュートリアル的な内容を書くこともあると思うが、それ以上に
なぜその設計を選んだのか
なぜ別の選択肢を捨てたのか
といった思考のログを重視したい。
このブログで言いたいこと
この最初の記事で伝えたいことは、一つだけだ。
AIが答えを出してくれる時代だからこそ、
人間が考えた過程には価値がある。
最短ルートの解法や、洗練された結論は、
これからますますAIが提示してくれる。
一方で、
- 遠回りした理由
- ハマったポイント
- 試行錯誤の順番
そういったものは、
その人がその技術とどう向き合ってきたかを強く表す。
このブログは、正解集ではない。
ロボット開発者としての思考履歴を残す場所だ。
もしこの記事を読んで、
「この人は、こういう考え方で開発しているんだな」
と少しでも伝わったなら、それで十分だと思っている。
おわりに
まずは、書き始めることを目的に。
更新頻度も、内容の粒度も、今は決めない。
このブログ自体も、ロボット開発と同じように、
試行錯誤しながら育てていくつもりだ。